海上コンテナは、倉庫・資材置き場・オフィス・ガレージなど、さまざまな用途で活用される便利な空間です。その中でも「中古コンテナ」は価格が手頃で人気がありますが、選び方を間違えると後悔することも…。
この記事では、プロの視点から「中古コンテナを選ぶ際に見るべきポイント」と「注意点」をわかりやすく解説します。
なぜ中古コンテナが選ばれるのか?
まず、中古コンテナのメリットを整理してみましょう。
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価格が安い:新品に比べて50〜70%程度の価格で入手可能
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納期が早い:在庫があればすぐに納品できる
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用途が幅広い:倉庫やDIYのガレージなど多用途に活躍
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気軽に導入できる:高額な工事や建築確認が不要なケースも多い
このように、コストパフォーマンスに優れていることが中古コンテナの魅力です。
中古コンテナを選ぶ際のチェックポイント
中古とはいえ、しっかりと状態を見極めることが重要です。以下の点は、必ずチェックしましょう。
✅ サビ・腐食の有無
コンテナの外装には多少のサビがあるのが一般的ですが、穴が空いていたり、腐食が進行している箇所がある場合は注意が必要です。補修の手間や追加費用がかかる可能性があります。
✅ ドアの開閉状態
ドアの蝶番やロックバーがスムーズに動くかを確認しましょう。力を入れないと開かない、閉まらない場合はメンテナンスが必要です。
✅ 床の状態
床は「合板(ラワン材)」が使われていることが多く、オイル染み・腐食・たわみなどがあると荷物を保管する際に影響があります。
✅ 匂い・内部の清潔感
長く使用されたコンテナには、独特の匂いが残っていることも。食品や衣類などを保管する場合は、念入りな確認をおすすめします。
✅ 雨漏りチェック
コンテナ内で天井にシミや光漏れがないかを確認。雨漏りがある場合、内装工事をしてもすぐにダメになってしまいます。
グレード・状態の分類を理解する
中古コンテナには「見た目だけでは分からない」グレード分けがあります。
▶ CWO(Cargo Worthy)
国際輸送に耐えうる状態。最も高品質で価格も高めです。
▶ WWT(Wind & Watertight)
風雨を防げる状態。国内使用において最も一般的なグレードです。
▶ AS IS(現状渡し)
検品なしのジャンク品扱い。DIY上級者向けで、安価な分リスクあり。
購入前に確認しておきたいポイント
コンテナの状態だけでなく、設置や運搬に関する注意点も大切です。
🚚 配送方法と費用
ユニック車(クレーン付きトラック)での搬入が一般的。狭小地や電線の高さによって搬入できないこともあるため、事前に確認が必要です。
🏗 設置場所の条件
コンテナは水平で安定した地盤に置く必要があります。砕石敷きやコンクリート基礎が理想的です。
📋 必要な許可・規制
市街地や住宅地の場合、建築確認申請や消防法上の規制がかかる場合があります。用途によっては行政への相談が必要です。
ハレコンテナでの実績とサポート内容
ハレコンテナでは、愛知県から全国へ配送可能な中古コンテナを豊富に取り扱っています。
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自社ヤードで実物を確認可能
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塗装・カスタム対応もOK
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安心の納品前点検・清掃付き
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設置アドバイスも無料でご相談いただけます
「どれを選べばいいか分からない」という方でも、スタッフが丁寧にご案内いたします。
まとめ|プロの視点で安心の中古コンテナ選びを
中古コンテナは上手に選べばコスパの良い頼れる空間になります。ただし、外観だけで判断せず、状態・設置条件・用途に合った選定が重要です。
まずは気になるコンテナをチェックして、迷ったらお気軽にご相談ください。
ハレコンテナは「納得して選べる中古コンテナ」をご提案します!